ニンテンドーeショップ3DS支店閉店に向けて3DSゲームが盛り上がっています。(個人的に)
それで前々から不思議に思っていたのが、3DSのダウンロードソフトを見ていると「アークシステムワークス」の名前をけっこう目にすること。
アークシステムワークスといえば「格闘ゲームの会社」のイメージが強く、武器(もしくは拳)で相手をブチのめすことを目的とする修羅で硬派な世界観が真っ先に思い浮かびます。
ところが、そういう印象とはほど遠い『おきらくピンポン3D』や『毎度 へぼ将棋』などふんわりとしたタイトルやキャラクターのゲームが多く非常に違和感を覚えていました。そして今回その謎を見事に解いてくれるインタビュー記事が公開されました。
インタビュアーの人選がよい
AUTOMATONというゲーム情報サイトの記事なのですが、そのインタビュアーを担当したのが低価格ゲームソフト『SIMPLEシリーズ』を遊び尽くすことをコンセプトにダウンロードゲームを紹介している 絶対SIMPLE主義ブログの双葉ラー油氏。その筋に造詣の深い聞き手だけにカユい所に手が届く、コアな部分が深掘りされた読み応えのあるインタビュー記事に仕上がっていると思います。
特に、
- ダウンロードゲームをたくさん発売するようになった経緯
- 格闘ゲームチームとダウンロードソフトチームの社内での立ち位置
- 一番売れたダウンロードゲーム
結構デリケートな内容でありながら当事者にしか語れない貴重な話ばかりでかなり満足でした。あと個人的に注目していた『サバクのネズミ団!』は『スターウォーズ』が元ネタだと分かったのも収穫です。
インタビューにもありますが、スマホの普及で家庭にWi-Fiがあることが当たり前になったなか登場した3DSは、社会の移り変わりともうまく噛み合ってダウンロードゲームをより身近にさせ、小規模なゲームにも大きな実りをもたらす流れを作った重要なハードだったんだなとしみじみ思いました。
閉店に向けて買い逃しのないよう、ふんどしを締めてかかりたいですね。
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