クリスマス映画はたくさんありますが、Amazon Prime ユーザーならば Prime Video ならではの恩恵を存分に享受していきたいところ。
そこで今回は、Amazon Original 印の作品を2つ選んでみました。すでに観たという人も、一年に一度しかないクリスマスに観るクリスマス映画は格別なんで、また観ましょう。
『レッド・ワン』

クリスマス・イブの夜にサンタクロースが何者かに誘拐され、サンタのガードマンを務めるカラム(ドウェイン・ジョンソン)と、知らずに誘拐計画に加担してしまったハッカーのジャック(クリス・エヴァンス)がなりゆきでコンビを組んで、サンタクロースの救出に向かうお話です。
プレゼントが盗まれることはありそうですが、サンタクロース本人が誘拐されるとは一体なにが目的なのか? クリスマスならではエピソードとキャラクターがうまい具合に織り込まれて、テンポよくストーリーを引っ張っていってくれます。
銃が登場せず、血も出ないし、人が死なない(カチコチに凍ったり盛大にふっ飛んだりはする)のがクリスマス映画として推したいポイントですね。むかし子どもだった大人に向けた映画でもあるので、家族で楽しめると思います。気まずくなるラブシーンももちろんありません。
ちなみに、予告動画には終盤のシーンもガッツリ登場していてネタバレにつながるため、初見ならばこのまま視聴するのがおすすめです。

『雪の日(THE SNOWY DAY)』

クリスマス・イブの朝、ピーターが目を覚ますと外は一面の雪。おかあさんにおばあちゃんの家までお使いを頼まれて、興奮しながら家を飛び出します。もちろん、雪の日に子どもがまっすぐおばあちゃんの家まで行くはずがありません。
雪におおわれていつもと違う街は、ピーターにとってどこも遊び場だらけ。いろんな道草を食い、街の人たちに声をかけながら、おばあちゃんの家に向かいます。そして最後にちょっとした事件が……。
『ゆきのひ』というタイトルで日本でも出版されているエズラ・ジャック・キーツの絵本が原作のアニメーションです。

絵本の配色を活かしたカラフルな色彩が、雪とのコントラストで大いに映え、まっ赤な服に身を包んだお人形のようなピーターの仕草はアニメーションにならではの見どころかと思います。
39分の短い作品で、キッズムービーではありますが、ピーターのやる事や考える事は大人からすればどこか懐かしく、雪の降った朝にバチクソにテンションがぶちあがっていたかつて子どもだった自分に思いをはせる1本です。






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