予告から期待を裏切らないコテコテ怪人映画『サイコ・ゴアマン』が楽しそう！

YouTube開いてこんなサムネが出てきたら観るでしょそら。「強いぞ！サイコ・ゴアマン」

予告編を観ていただいたら分かるのですが、全く予想通りというか期待通りの内容で喜びました。もしかしたら昔公開されたカルト映画なのかな？と動画の説明欄を確認すると「2021年7月30日公開」と記載されているので間違いなく今年公開です。

宇宙人や妖怪が子どもと仲良くなるジュブナイル映画は『E.T.』を筆頭に人気のあるジャンルではありますが、これはかなりコレステロール高め。少女がよどみなく「サイコ・ゴアマン！」と命名できてしまう家庭環境が心配です。あと怪人のコスチュームが素材的にチープに見えなくもないですが、細部まで作り込まれていて愛情を感じます。

日本の特撮好き監督と天才過激映像集団

監督をしたスティーヴン・コンスタンスキ氏は日本の特撮が好きらしく、「宇宙会議」のシーンでズラリと並ぶ怪人を見ればまさしく特撮というおもむきで納得です。途中で流暢な日本語を話す怪人が出てくるのもサービスなのかも。ちなみに『パシフィック・リム』なんかの特殊効果にも参加しているようなので、始終狂った映画を撮ってるわけではないのも知っておきたいポイントです。

で、予告の途中でみなさんご存知的に出てくる「天才過激映像集団アストロン6」ですが、カナダ在住の5人組でその筋ではかなり注目を浴びている映像プロダクションみたいですね。全然ご存知なかったので我が身の不勉強を恥じました。初見のインパクトからカルト映画『悪魔の毒々モンスター』が頭をよぎりましたが、かの映画の制作を担当したトロマ社が彼らの過去作に全額出資したことがあったりやはり繋がりがあるようです。その過去作の予告編ですがまあまあこれはこれはという内容。日本でも円盤はしっかりリリースされてます。