『週刊モーニング』を買いにコンビニに行ったら書棚で猫と目があった。これは買わざるえない。
目次を眺めるだけでもそそる内容ばかり。
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ページをめくれば小泉今日子さんの愛猫の写真にチャールズ・ブコウスキーの詩が載せられ、猫をテーマに色んな角度から迫ろうという今回の特集のレンジの広さがよく分かります。
保坂和志さんのエッセイや岩合光昭さんの写真も掲載されとにかく満足できる一冊でした。とにかくどこを開いても猫の写真やイラストがたくさん鑑賞できるので始終ニヤニヤほっこりしっぱなし。
雑誌の中でチャールズ・ブコウスキーの『死をポケットに入れて』について少し触れられていたので、久しぶりに本棚から取り出して好きな一節を開いてみたり。
スパに浸かるブコウスキーの前に現れた猫とのやりとりが好きで、何度読み返したことか。
「わたしたちはお互いを見つめ合った。わたしたちはお互いに全てを知っていたし、何一つとして知らなかった。それからその雄猫は立ち去っていった」
猫が好きなら何度も読み返せちゃうコスパ満点の満足できる一冊です。
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