3DSの「セーブデータのバックアップ」機能は”SDカードにソフトがいっぱいパンパン”問題のソリューションになりえるか

3DSに搭載できるSDカードの最大容量32GBをもってしてもおさまりきらないゲーマーの際限なき欲望を持てあましてる皆さん、ファイナルセールお疲れさまでした。

SDカードをもう一つ買ってはみたものの、マイ New 3DS LL（ライム×ブラック）はそのSDカードを取り出すのに裏面のバッテリーカバーをドライバーで外すという、とてつもなくメンドウくさい工程が必要なので果たしてSDカードを何枚も用意することが正解なのかいまいち確信がもてません。

今回のファイナルセールで露見したこの問題、3DSの「セーブデータのバックアップ」という機能を使うことで解決の糸口が見えないか考えてみました。

セーブデータのバックアップ機能とは

「本体設定」＞「データ管理」＞「ソフト管理」画面からゲームソフトを「消去」するボタンを押すと、ソフトの消去方法を選ぶ画面（下写真）が表示されます。

そこで「セーブデータをバックアップしてから消去する」を選択すればソフトは消去されますがセーブデータは文字通りバックアップされ、なおかつ再度ソフトをダウンロードしたときに自動的に復元されるという仕組みです。これはまさに容量確保にうってつけの機能といえるでしょう。

セーブデータをバックアップしておくと、SDカードの空き容量が足りない場合などにソフトを消去しても、『ニンテンドーeショップ』からソフトを再ダウンロードすれば、バックアップからセーブデータを復元して続きからプレイすることができます。

セーブデータは最大30個までバックアップすることができ、「本体設定」の「データ管理」から復元や消去ができます。
セーブデータをバックアップするには　ニンテンドー3DS サポート情報｜Nintendo

この機能を使い遊び終えたソフトは消去して、プレイするソフトのみをダウンロードするサイクルを回せば、所持しているゲームソフトのブロック総量がSDカードの最大容量である32GBを超えてもいけるのではないかと目論みました。

「セーブデータのバックアップ」機能についての課題と考察

気まぐれに遊びたいソフトはそのつどダウンロードする必要がある
消してしまったソフトを不意にまた遊びたくなるのはよくあること。インディーゲームやバーチャルコンソールなど容量が少なければすぐダウンロードできるが、10000ブロックを超えると20分から30分以上待つこともある。
むしろそのようなメンドウくささが浮気心を防ぎ、今進行中のゲームへの集中を高めて進捗が期待できる。またホーム画面が散らからないというメリットも。蒐集癖の人間からするとズラリと並んだマイ・コレクションをゲームもせずに眺めてニヤニヤするだけの時間はなくなる。
SDカードは読み書きが多くなると寿命が短くなる
平均的なSDカードの寿命は2〜3年、記憶回数はグレードの低いSDカードの場合は最大1000回程度と言われているので、このさい壊れることは運命（さだめ）としてあきらめる。よきタイミングでパソコンへのバックアップはしておこう。
セーブデータ最大30個で足りるのか
将来的にまた遊びそう、クリアするのに苦労したので遊ばないけどセーブデータは記念碑として消したくない、いつのまにか遊ばなくなり3年後とかに続編が発表されると再び遊び始める人間（俺）はこのあたりの取捨選択が難しい。いずれ限界がきそう。クラウドにセーブデータをアップロードできるシステムの偉大さが分かる。
将来的にダウンロードできなくなるらしい
ｸﾞﾌｩ