ニンテンドーeショップ終了を前にゲームボーイとゲームボーイアドバンスの配信が開始されてうれしい反面、発表のなかった他のタイトルは移植や配信があるのか無いのかまだ分からず、どのソフトを確保すべきなのか判断に苦しむ部分も出てきました。
そんな中で今後絶対に手に入らないことが確実なソフトがあります。それがこの『任天堂ゲームセミナー受講生作品』。悩むことなくダウンロードしましょう。無料だし。
「任天堂ゲームセミナー」とは
任天堂主催で2003年から2014年まで開催されていた学生を対象とするゲームセミナーで、試験をパスすると無料で受講することができました。このセミナーで2013年と2014年の受講生によって制作されたソフトがWii Uの『任天堂ゲームセミナー受講生作品』です。ちなみにWii Uの他に2005年から2010年まではDSソフトも期間限定で配信されていたみたいですね。知らなかった。
商品化を目的としていないこともあり、のびのびとした作風でアイデアが光る粒ぞろいのゲームばかり。任天堂の名のもとに配信されていることもあって、インディーゲームとして見てもクオリティは高く、いつもとちょっと毛色の違う体験ができるのでダウンロードして損はないと思います。無料だし。
任天堂ゲームセミナー受講生作品
任天堂ゲームセミナー2013 受講生作品(以下の4作品入り)
ポッポハンター
両手にWiiリモコンを2本を持ってハトを捕まえる(?)ゲーム。世界観がおかしい。
必撮!センターヒーローズ
ヒーローに必要なのは「目立つこと!」ということで、カメラのフレームに収まるために押しのけ合う平和的バトルロイヤル。タメ技や避けがあったり慣性の効いた独特の挙動がクセになる。シンプルながら多人数でやると盛り上がりそう。
しまながめ
「くらうど君」をうまく導いてお星さまを集めよう。ふらふらと歩き回る「くらうど君」がとにかくかわいい。りんごを食べる様は必見。
戦闘団地
タワーディフェンス落ち物パズルゲーム。なんのことか分からないかもしれないがやってみるとよく分かる。面白い!
ミチコジャンプ!(任天堂ゲームセミナー2014 受講生作品)
雲や気球を飛び渡り星を集めながらひたすら高くジャンプを繰り返す。単純そうに見えていざやってみると、周りの景色がぐんぐん遠ざかっていくさまはソニックに似た爽快感がある。
ドキドキ手紙リレー(任天堂ゲームセミナー2014 受講生作品)
授業中にこういう経験をした人もいるはず。ゲームパッドをフル活用して追体験。
ジカンサタンサ(任天堂ゲームセミナー2014 受講生作品)
可愛いペンギンをゲームパッドを傾けてルートを決めて時間差(ジカンサ)でアイテムを集めてゴールをめざす。可愛さとは裏腹にアナログの加減もあり意外とむずかしい…。
アルクラッシュ(任天堂ゲームセミナー2014 受講生作品)
化石の恐竜の両足を左右スティックを交互に動かしながら歩かせて、ゲームパッドで前後のバランスをとりながら進む横スクロールゲーム。シンプルながら絵本のような絵柄で雰囲気がよく哀愁すら感じさせる。音楽もいい。
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