突然パソコンのモニターが灰色の砂嵐に見舞われて何も見えなくなり、映ったかと思ったら今度は青みがかったサイケな色となって、文字も読めない状態になりました。
配線をいじるうちに直ったんですが、その後ちょくちょく発生するようになり、これはいつ壊れてもおかしくないと、家にモニターが一台しかない状況は非常に危ういと思い、画面がまだ映るうちに注文しておこうと、今回の購入に踏み切りました。
モニターの無いパソコンなんてちょっと温かい箱ですからね。
BenQの GW2490 を選んだ理由
今回不具合を起こしたモニターはBenQ製だったんですが、かれこれ15年以上つかっていた代物で「そら砂嵐も起こるがな」と。逆に、これだけ長く使い続けられたなら頑丈なのでは?と思い、再度指名買いするに至りました。
というわけで、ドン!


以下に簡単なスペックを並べてみましたが、この価格帯としてはかなりコストパフォーマンスがよいと思われます。太字はとくに注目したところ。
- 画面サイズ:23.8 インチ
- 解像度:1920 x 1080
- リフレッシュレート:100Hz
- 応答速度:5ms
- 入力端子: HDMI x 2 、DisplayPort x 1、イヤホンジャック
- スピーカー:2W x 2
- 重量:約3.93kg
15年前のモニターと比べるのもアレですが、ベゼルもスリムで全体的にコンパクトになったところや、重さが 4kg 程度で取り回しもよく、いつもスーパーから担いで帰るお米より軽いのも魅力的。モニターアームを使う場合も扱いやすいはずです。
公式の商品ページに説明書がアップされてるので、もっと詳しく知りたい人は参考にしてみるとよいでしょう。
とくに Quick Start Guide(PDF) は同梱内容や組み立て方など、イラストでざっくり把握できると思います。
買うと直る家電あるある
こうして満足のいく買い物を終えて、こんど砂嵐が起きたら取り替えてやろうと、うずうずしながら待ち構えていたのですが、ピタリと砂嵐は治まりました。買い替えあるあるです。
いろいろ調べて期待値も上がってる矢先におあずけをくらえば、その性能を早く試したくなるのも人の性分。それならばと路線を変更し、ゲームやVOD(ビデオ・オン・デマンド)用として活用することにしました。BenQさんに信頼を寄せてるとはいえ、使用感を確認するのは大事!
実はこうなることも想定してスピーカー内蔵を選んだところあります。
ゲーミングモニターとして使う
まず家庭用ゲーム機代表として Nintendo Switch をつないで色々と遊んでみたんですが、発色も良くて画面の反応も違和感なく、まったく申し分ありませんでした。普段は37インチのテレビで遊んでいたので、はじめは画面が小さくも感じましたが、視認性が良いせいかすぐ慣れましたね。
先も書きましたが、ゲームに関するスペックとしては以下の2点。
- リフレッシュレート:100Hz
- 応答速度:5ms
応答速度はFPSや格ゲーをゴリゴリにやる人間ではないため 5ms あれば十分。リフレッシュレートも Switch や PS4 が 60Hz なのを考えればオーバースペックともいえますね。カジュアルに遊ぶ上ではまったく問題ないと思います。
VODモニターとして使う
Amazonプライム会員ならば Fire TV Stick を使ってる人も多いと思いますが、これをモニターのHDMI端子に差し込めば、映画やドラマも楽しめるという寸法です。TVerアプリを使えばテレビになるのも良いところ。

視聴体験として、サウンドに関しては音響効果に凝った映画は付属スピーカーではもの足りなさはありますが、TVドラマやアニメなどセリフ重視ならば気になりませんでした。
ちなみに、モニターに Fire TV Stick を差し込むと、2口ある片方のHDMI差込口をふさいでしまうので、HDMI延長ケーブルを使った方がよいでしょう。ブラブラした見た目がいまいちですが。

まだモニターが壊れてない人も
リビングにテレビがすでにあるけど自室や寝室のプライベートな場所でゲームやドラマを楽しみたい人、コストを抑えてデュアルモニターやサブモニターを検討している人、新生活をはじめてテレビがまだない人などなど、いろんなシチュエーションでちょうどいい塩梅のモニターだと思います。
パソコンのモニターがある日突然壊れた(俺)としても、ローリングストックになると考えれば、どこにも損の出ないスマートな活用方法ではないかと。おすすめです。

お便りを送る