さて、いよいよ明日に迫った 3DS と Wii U のニンテンドーeショップ終了ですが、みなさん取りこぼしはございませんか?
ぼくはコンビニで売られていたニンテンドープリペイドカードを図らずも全種類コンプリートしてしまいました。
そしてこのあとクッパのカードを買いにまたコンビニへ走る予定です。
クレジットカードから残高を補充した方が手軽で簡単なのは分かりますが、そこはプリペイドカードをわざわざ買ってしまうちょっとした事情というか習慣化してしまった経緯があります。
ニンテンドープリペイドカードをめぐる思い出
「ヨッシー」「ピーチ」「マリオ」「クッパ」の4種類が今では定番ですが、昔は今よりももっと色んなデザインのカードが販売されていた記憶があります。
というのも珍しさも手伝ってじぶんがよく購入していたから。そして未だに捨てられずにいるからに他なりません。
どれくらい前かは忘れましたが、その頃は立ち寄ったコンビニで見たことのないプリペイドカードがあったらとりあえず買うということをくり返していて、未知のプリペイドカードを探すためにわざわざコンビニめぐりをしたことまでありました。
オールドゲーマーの購買意欲をくすぐるの下のカードデザインなんか秀逸です。
そうして収集するうちに、いつの間にか「ゲームはプリペイドカードで買う」ということが習慣化してしまったのだと思います。
そしてクレジットカードに比べれば不便さはあれど、プリペイドカードを活用した独自の節約術というものも同時にあみ出すことができました。
限度額としてのプリペイドカードの活用方法
じぶんはセール狙いだったり手頃な価格のインディーゲームをよく買うので、単品だけだと金額は低いことが多く、そのたんびにちまちま決済を行うと後から「これなんだっけ?」と非常に分かりづらい明細ができ上がります。
そして個々の額が小さいことも曲者で、色んなセールが重なったりしたときは買った端から買ったことを忘れていき、あとから目をむくような金額になることもよくありました。
そこでまずセールの開始時は、アガったテンションとともに5000円などの手頃な額のプリペイドカードを事前に購入して、これを自主的な限度額として移り気な購買意欲に制限をかけます。
この金額の中で何を買うべきなのか、じぶんの欲望に優先順位をつけることで雰囲気に流されずソフトを吟味するようになり、購入前にしっかり事前調査を行う習慣が生まれるわけです。「この続編は開発会社が変わったんだな」と購入ページだけでは分からない思わぬ情報が得られるのもこのときです。ゲームにおける選球眼が養われるわけですね。
また、スプリングセールやサマーセールなど季節によって行われるセールは、以前に行われたセールを確認するのもおすすめです。
対象となったラインナップや価格の動向を知っておくと、セールになりやすいタイトルとなりにくいタイトルが見分けられ、セールの値下げ幅を踏まえて購入を見送ったり「ここやで!」というタイミングでお買い得に手に入れたりすることができます。傾向と対策というわけです。
とくに吟味精査の結果「今回は購入を見送る」というムーブは、経験上かなり大切だと思っております。(自戒)
定額貯金としてのプリペイドカードの活用方法
また、毎月1500円など一定の額のプリペイドカードを購入し補充していくという方法も有効です。
その月にゲームは買わなくても、翌月また同額のプリペイドカードを補充し、使わなかった分はくり越していきます。
発売と同時にほしい!と思えるフルプライスのゲームというのは、じぶんに限って言えばそう頻繁に登場することはなく、インディーゲームもセールですくえば金額も抑えられ、ゲームに限った出費というのは毎月それほど発生するわけではないため、一定のルールを設けたこのゲーム定額貯金は「残高」の意識が芽生えることもあり意外と貯まります。
そして、いざ欲しいタイトルが目の前に現れたとき、一気に火を吹く爽快感(?)も味わえるというわけです。
節約術の例外事項
「限度額」を設けたり「定額貯金」としての運用方法は、積みゲーを抑制する効果も期待できるため、みなさんに強くおすすめしたいところなのですが、例外としてどちらの方法も「ニンテンドーeショップ終了」という、今回のようなショップが丸ごと消滅する購入を先送りできない事態の前では、まったく役に立たなかったことを付け加えておきます。(クッパのプリペイドカードを握りしめて)
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