
6年間使い込んだ Proコントローラー が壊れたのをきっかけに、同じものを買っても退屈だと思い、新しいフィーリングとヴァイブスを求めて今度は『ワイヤレスホリパッド』を購入しました。
ちなみに Proコントローラー との最後の別れのてん末はこちら。

Switch Proコントローラーを修理してから2年後の経過報告
今回は元Proコンユーザーとして『ワイヤレスホリパッド』を実際に使用してみてどうだったのか、その特徴や感想を踏まえた投稿となります。
お、なんかレビューサイトぽい!
『ワイヤレスホリパッド』の特徴
ということで、早速その特徴を並べていきます。だいたい公式サイトにも載ってるけども。
- 重さが 180g でProコンの 246g と比べてかなり軽い。Proコンユーザーが手に取って最初に口から出る言葉は「軽っ!」でしょう。
- サイズはProコンとほぼ同じ。握ったときのフィット感も大差なし。
- ジャイロセンサー搭載。(重要)
- ジャイロセンサー、アナログスティック、加速度センサーの設定はSwitchから補正できない。コントローラーをSwitchに登録するときと、再接続したときに補正される。
- 充電用のUSB Type-Cケーブルが付属している。でも短い……。
- 充電はSwitchのACアダプターやProコン付属のUSBケーブルでもできる。残量が少なくなるとコントローラー本体にあるランプが点滅する。(写真は充電中のランプ)
- 有線接続による通信はできない。そのためBluetoothによる電波干渉を起こした場合は、他のコントローラーを有線接続にする必要がある。
- NFC非対応なので amiibo は読み込めない。
- 振動機能なし。
- HORI製だけど連射機能がない。(残念)
- Proコンより安い。(大事)
スティックやボタンの使用感

こうして並べてみると、スティックとボタンの配置はほぼ同じですね。
つづいて入力パーツの使用感について。写真の左側がホリパッドになります。
- アナログスティック:ホリパッドの方が若干高さがある。スティック先端部分の形も異なるが、操作する上ではあまり気にならなかった。動かしたときの反発はProコンよりやや軽め。材質的に削れて粉が出ることはなさそう。(要経過観察)
- A・B・X・Yボタン:こちらもProコンに比べて軽め。ボタンを押し込んだときの深さはほぼ同じ。
- ZL・ZRボタン:形状がトリガーに似ていて、指で引いたときのストロークが長く、動かす範囲が大きい。
押したときの音はProコンが「カチカチ」なら、ホリパッドは「スコスコ」といったところ。角張っているためProコンほど人差し指のフィット感はない。違いを一番感じたボタン。
スプラトゥーンで実戦投入
ちょうどスプラトゥーン3でフェスが開催されていたのでガッツリ使用してみましたが、ジャイロ機能やアナログスティックの操作はProコンと遜色なく違和感はなかったですね。まあ、うちが「塗るのたのちー!」というカジュアル勢だからかもしれませんが。
ただ、ボタンの中で特に ZRボタン に関して、スプラトゥーンでの操作の話をすると、インクを撃つことに割り当てられたこの ZRボタン を連打で使用するブキはストロークが長い分、使用感がけっこう変わります。特にフデ系ブキなどはProコンより運動量が上がるのは確実。覚悟しましょう。(当方パブロユーザー)
買ってどんな気持ち?とおすすめ度合い
機能として無いものも多いですが、わかった上で購入したので後悔はナッシング。耐久性に関しては何かあればそのときまた投稿しようかと思います。
人におすすめできるかどうかですが、Proコントローラーでプレイしたことがまだなく予算があるならば、やはり最初はProコンをおすすめします。
ワイヤレスホリパッドはProコンを基準に機能を削ぎ落としたもので、体験済みの人間には必要十分と思えましたが、Proコンには握ったときの手触りやスティックやボタンのレスポンスにも、純正コントローラーならではのひとつ上のグレードとして上質感があります。Switch専用の機能を備えた便利さも含めて、まずそちらを先に体験してほしいなと思うのが、元Proコンユーザーからのアドヴァイスですかね。(したり顔)
あ、購入する場合はドリフト対策としてアナログスティックの削り節を防ぐシートも忘れずに。


逆にProコンをすでに使っていて、さらにコントローラーを増やしたいなと検討しているならば、選択肢としてワイヤレスホリパッドは大いにアリでしょう。家族で人数分そろえるときに出費も抑えられ、手の大きさがProコンにおさまるのが前提ですが、この軽さは女性や子ども向けとしても最適だと思います。
HORIブランドの味
HORI製のコントローラーには今まで何度もお世話になっているので、自分の要件があえば必ず答えてくれるという安心感があります。純正からの機能と素材の引き算がうまいといいますか、高級感はないけれど昔からあるチェーン店のような安定したクオリティは担保されてて「さすがHORIだな〜」と、パッドを握りしめながら実感しました。

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