夜11時までは重いまぶたも、 Nintendo Direct が始まってしまえば今回もパッチリでした。ニンダイには覚醒効果がある。
『F-ZERO』の新作がついに発表!
続編が待望されつつもなかなか実現しなかった『F-ZERO』が、まさかの99人のバトルロイヤルで帰ってくるとは。予想のななめ上いく新作です。
しかも Switch Online 加入者なら無料という。
『TETRIS 99』や『PAC-MAN 99』などバトロワ99シリーズに『F-ZERO』を持ってくるのは完全に予想外でした。99人仕様にしっかりチューニングしてくるのもさすがです。
コースにぎゅうぎゅうに詰まってるマシンをみて『デストラクション・ダービー』が一瞬頭をよぎりましたが……。そんなカオスのビジュアルも新鮮でいいですな。
『moon』の精神的続編『ストレイ チルドレン』
かつて『moon』の制作に携わった木村祥朗氏によるオニオンゲームスからの新規タイトル『ストレイ チルドレン』は、テレビゲームに吸い込まれるという導入からまさに『moon』とほぼ同じ。
バトルもただ戦うだけではなく、敵として現れるオトナの「魂を救う」という方向性もまさに“アンチRPG”の系譜。『moon』のラブを集めるシステムとも繋がっている気がします。
個性的なビジュアルと、どこかサイケでピースフルな雰囲気はまさしく精神的続編といって過言ではないでしょう。かなり楽しみな1本です。
意外なリメイク『アナザーコード リコレクション:2つの記憶 / 記憶の扉』
ニンテンドーDSで発売された『2つの記憶』と、Wiiから続編として発売された『記憶の扉』が、『アナザーコード』セットとしてリメイク。
DSやWiiの独自機能をフル活用するお手本ソフトの印象が強く、それほど話題に上がるソフトでもなかったので地味に驚きました。
死んだはずの父親と再会するため訪れた、不穏な空気がビシバシする孤島で謎解きをする一作目が特にインパクトがありましたが、サスペンスというより大人になろうとする少女のジュブナイルストーリーというおもむきが強いので、怖いのが苦手な人にもおすすめです。いきなり幽靈と仲良くなったりするし。
DSで一枚絵だった主人公アシュレイが、3Dで可愛くモデリングされ声まで付いて、すっかり見違えちゃってまあ。ちなみに母親が日本人という設定のなので、瞳が黒いのがポイント。
ゲーム中にアシュレイが持っているデバイスが思いっきりDSやWiiリモコンの形をしていたので、リメイクでその辺りどうなるのか気になっていたら、右下の画面UIをみるとSwitchぽいものに変わってますね。
予想は的中したけども
前に「次回のニンダイは9月頃では?」と予想したら当たってひとりでニンマリしてましたが、一緒に予想した “次世代Switchの発表” は無かったので、先見の明はたいしてないことが証明されました。
まあ、”9月のニンダイ”は恒例化してるので、予想もなにもないだろという見方もあります。(テヘー)
デモを見たとかスペックが大幅に底上げされるとか次世代機の噂は絶えませんが、こんだけソフトが目白押しだと Switch をまだまだ売っていくという姿勢が伺えますね。
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