Wiiリモコンのバッテリーパックが充電されないときの対処方法と充電池の話

2022年にしてWiiの投稿続きます。なぜならスーパーマリオギャラクシーがとても楽しいから！

「バッテリーパック」てなに？

バッテリーパックとは、「Wiiリモコン急速充電セット」に付属している充電用バッテリーのことで、これをWiiリモコンの電池を入れる部分にはめ込むと、専用の充電台に乗せるだけで充電できるようになります。いちいちリモコンジャケットを脱がせ、裏側のフタを開けて電池を取り替える手間が一切なくなるのが良いところ。
9分の充電で約1時間プレイでき、90分のフル充電で13時間以上遊ぶことができるのでWiiをハードに遊ぶうえでは欠かせません。

買ったときの状況

ただこのセットを手に入れたのが、日焼けして色が変わってしまったゲームソフトが陳列されているひなびたゲームショップであり、さらには閉店セールの売れ残り商品だったこと。新品未開封ながら経年劣化はまぬがれない代物と言ってよいでしょう。定価の半値以下だったので調子にのって2個も買いました。それが2018年の出来事。

沈黙した充電池を目覚めさせる方法

そして個人的に到来した2022年のWiiブーム。押入れで眠っていた同セット2つを充電したところ、ひとつが充電台に乗せても充電ランプが点かず、充電されないことが判明しました。このバッテリーパックを再びに使えるようにした方法というのが、結論から言うと冷凍です。

今まで、多くの研究で冷凍庫に電池を保管することによって、長持ちするようになるという結果が出ています。これは、よく電子機器に使用されているNiMHとニッケルカドミウム電池の場合の話で、アルカリ電池だと冷凍してもバッテリ寿命は約5%ぐらい伸びるぐらいです。それに比べ、NiMHとニッケルカドミウム電池は冷凍することによって、バッテリじゅみょうが90%も伸びます。
お家の冷凍庫に電池が入ってる人、ニュースです。 | ギズモード・ジャパン（2010.03.29）

Wiiリモコンのバッテリーパックはニッケル水素電池（NiMH）なので、この種類の電池は冷凍することで寿命が延びるという上記のような記事を見つけました。寿命が尽きた充電池を「復活」させることと、寿命を延ばす「延命」とでは意味が多少違う気がしますが、どちらにせよ失うものはないので冷凍庫に3日ほど入れてみた結果、本当に充電ランプは点灯し、充電できるようになりました。蘇生完了。

注意すべき点としては、冷凍庫から取り出したバッテリーが結露して充電したときにショートしないよう、しっかりと常温に戻すところ。そして自己責任。失うものはないぃぃ！とイキって火事を起こさないように気をつけましょう。
じぶんは冷凍庫から出して2日ほど放置し、充電台のランプの点灯を確認したあとも充電中はWiiリモコンのそばを片時も離れませんでした。