スーパーマリオギャラクシーが面白いです。
星という球体のステージを走り回るマリオを違和感なく操作できる入力感度とカメラワーク。星から星へ飛び回る爽快感。そして盛り上がるオーケストラサウンドが最高！ というレビューを今更するのが本題ではなく、マリオを操作するWiiリモコンのバッテリーパックが充電できなくなったとき、とある方法を試したら見事に充電できるようになった、というお話です。
バッテリーパックてなに？
バッテリーパックとは、 Wiiリモコン急速充電セットに付属していた 充電用バッテリー のこと。これをWiiリモコンの電池を入れる部分にはめ込めば、専用の充電台に乗せるだけで充電できるようになります。
電池のようにリモコンジャケットを脱がせ、裏側のフタを開けて取り替える手間がなくなるのが良いところ。9分の充電で約1時間もち、90分のフル充電で13時間以上のプレイが可能となるので、Wiiをハードに遊ぶうえでは欠かせません。
買ったときの状況がアレだった
このセットを手に入れたのがひなびたゲームショップの陳列棚で、日焼けで色が変わったゲームソフトに紛れて並べられていました。さらに閉店セールの売れ残り商品だったので、新品未開封ながら経年劣化はまぬがれない代物と言ってよいでしょう。定価の半値以下だったため調子にのって2個買いましたが、それが2018年の出来事です。
沈黙した充電池を目覚めさせる
そして2022年、突如巻き起こった個人的Wiiブームにのって『スーパーマリオギャラクシー』を遊びはじめたわけですが、押入れで眠っていた同セット2つを充電したところ、ひとつが充電台に乗せても充電ランプが点かず、充電できないことが判明しました。買った状況を思い返せばありえることでしょう。
これを再びに使えるようにした方法というのが、結論から言うと冷凍です。下記のような記事を見つけて試してみたら、本当に息をふき返しました。
今まで、多くの研究で冷凍庫に電池を保管することによって、長持ちするようになるという結果が出ています。これは、よく電子機器に使用されているNiMHとニッケルカドミウム電池の場合の話で、アルカリ電池だと冷凍してもバッテリ寿命は約5%ぐらい伸びるぐらいです。それに比べ、NiMHとニッケルカドミウム電池は冷凍することによって、バッテリじゅみょうが90%も伸びます。
お家の冷凍庫に電池が入ってる人、ニュースです。 | ギズモード・ジャパン （2010.03.29）
Wiiリモコンのバッテリーパックは ニッケル水素電池（NiMH） なので同じものなのは間違ありません。記事にある「長持ちする」と、充電ランプが完全に沈黙した状態から「復活させる」とでは、多少意味が違う気もしましたが、そもそも使えないので失うものもなく冷凍庫に3日ほど入れたところ、充電ランプが無事点灯して充電できるようになりました。
注意点としては、冷凍庫から取り出してすぐは結露して通電したときショートする可能性があるので、しっかり常温に戻すこと。公式の取扱説明書（下記）にも載っていない荒業のたぐいなので、当然 自 己 責 任 となります。
じぶんは冷凍庫から出して2日放置し、充電台のランプの点灯を確認したあとも、充電中はWiiリモコンのそばを片時も離れませんでした。火事こわい。
充電できたあとの取り扱い
一度充電できた後もしばらくは充電台のランプが点滅したり点かなくなったりして、何回か取り付け直すことはありましたが、使い続けてバッテリーの消費と充電をくり返すうちに、安定して充電できるようになりました。たぶんバッテリーを空にしないよう気を付けつつ、しっかり遊ぶことが必要なんだと思います。
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