使い続けた低反発ウレタンのリストレストが長年の手汗をたっぷり吸ってふやけてしまい、ネットショップで新しいものを吟味していたところ、木製のリストレストが目にとまりました。こんなやつ。
材質が木ならば長く使ってもふやけたり、ネチョネチョになったりしないはず。見た目もナチュラルかつオーガニックで不健康になりがちなパソコン作業に健やかな風を吹き込んでくれそうです。
ほしいなと思いつつ、ふと「これ、作れるんじゃね?」という考えが頭を横切ります。板さえあればなんとかなりそう、という素人過ぎる発想ですが試してみる価値は大いにありそう。素人なら素人らしく正攻法のホームセンターへまっしぐらではなく、材料費を極力安く済ませる100均縛りも一興かと、ダイソーへと足を向けました。
おっ、夏休みの自由工作っぽい!
ダイソーで購入したもの
まずは本体となる木の板です。購入したのはこちら。

サイズは横幅 45cm x 奥行 7cm x 高さ 1cm のまごうことなきただの板。他にも種類はいくつかありましたが、奥行 7cm はキーボードと合わせて机にのせるにはほどよいサイズなのが決め手でした。
ちなみに、じぶんが使っているキーボードはテンキーレスで横幅が36cm。端をそろえて並べてみると、ガッツリとはみ出します。

また、木は自然物としてサイズは同じでも材質にバラつきがあります。選ぶポイントとして以下を基準にしました。
- 節が少ない:110円なので節は多め。もしキーボードのサイズに合わせて切って調節したい場合は、節が切断位置にないものを選んだ方がよいと思います。
- 肌ざわりの良さ:表面に加工は一応されているものの、一部ガサガサだったりするので、手をのせる位置に違和感がないか確認しときましょう。小さい割れやささくれが物によってはあります。
- 反り・ゆがみがない:ダイソーの板売り場でひとつひとつ棚の平面に板を置いて反りを確認している妖怪を見たことがあるならば、それは俺の可能性が高い。平らな場所でカタカタ揺れないか確認しましょう。
あと、ヒノキの匂いがけっこうします。人によっては気になるかもしれないので クンクン してみてください。(店員の目をうかがいながら)
次に、板を支えるクッションスポンジを購入。

これを付けることで、滑り止めと手をのせたときの弾力性が増します。板が薄いため、高さのかさ上げにもなりますね。
木製リストレストの作り方
それではいよいよ制作に取り掛かっていきます。
まず板の両サイドとまん中の前後に、沿うようにクッションスポンジを貼り付けます。

完成!(早っ)
キーボードのサイズに合わせて余っている端を切ろうかと思いましたが、フルサイズのキーボードでも使えるように、大は小を兼ねるとしてそのままにしました。
【失敗談】クッションは小さい方がいい
実は板の下に貼るクッションは、はじめは丸くて大きいものにして、まん中に貼り付けてみたんですが、

クッションの前後にできる隙間のせいで、手の位置がずれるとガタガタと不安定になりました。そこで小さいクッションを板の端に沿うように貼り付けた、という経緯があったりします。簡単に見えて割と試行錯誤しております。
あと、この投稿はこの自家製リストレストの上に両手を置いて書きましが、使い心地は悪くないです。ニヤリ
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